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脚が太く見えるのは大転子の張り出しのせい? 姿勢のクセから見直すセルフケア

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脚が太く見えるのは大転子の張り出しのせい? 姿勢のクセから見直すセルフケア

脚が太く見えるのは大転子の張り出しのせい? 姿勢のクセから見直すセルフケア

脚が太く見えるのは大転子の張り出しのせい?
姿勢のクセから見直すセルフケア

デスクワークの合間にふと鏡を見て、
・太もも外側が太く見えるがする
・脚が外に広がって見えてパンツスタイルが決まらない
と感じたことはありませんか?

太ももの張り出しは日々の座り姿勢や骨盤の傾き方が関係していることがあります。
今回はそのメカニズムと おうちで取り入れやすいセルフケアを2つご紹介します。
パンツスタイルの後ろ姿

大転子ってどこ?

太もも外側のお尻のすぐ横あたりを触ると 硬い骨の出っ張りを感じる部分があります。
これが大転子(だいてんし)です。
ちょうどズボンのポケットのあたりにあって、お尻や太もも外側の筋肉がここにくっついて 体を横からしっかり支える役割をしています。

大転子自体は骨の一部なので外に広がったりするということは基本的にありません。
ではなぜ人によって目立ちやすさに違いが出るのでしょうか?

骨格イラストで大転子の位置を示す図解

張り出して見える背景にあるもの ― 骨盤の傾きと殿筋の働き

もともと股関節が内側にねじれやすい骨格をお持ちの方もいて、そこには生まれつきの骨の形も関わっています。
ただそれだけで大転子の目立ちやすさが決まるわけではなく、日々の姿勢のクセが重なることで見え方が変わってくるケースが多くあります。

ここからは当サロンでの臨床経験に基づく見解としてお伝えします。

骨盤が前に傾く反り腰気味の姿勢が続くと、脚の付け根の前側(股関節を曲げる筋肉)が縮こまり、お尻の筋肉、特にお尻の外側で脚を横に開く働きをする筋肉が使われにくくなっていきます。

この筋肉は 立っているときや歩いているときに 太ももの骨が内側に倒れ込みすぎないよう外側から支える役割を持っているのですが、反り腰の姿勢が続いて働きが弱くなると そのブレーキが利きにくくなります。

するとちょっとした重心のかけ方や歩き方のクセで 太ももの骨が内側にねじれた向きへ寄っていきやすくなり、その状態が姿勢として固定されていきます。

デスクワークで座っている時間が長い方は 股関節を曲げる筋肉が縮こまりやすく お腹やお尻の筋肉も使われにくいため 反り腰気味の姿勢になりがちです。
これが積み重なることで 脚が内側にねじれた向きに寄っていき 結果として太もも外側の骨が目立って見えやすくなる ― という流れが考えられます。

この記事の見解について ここでお伝えした殿筋の働きと股関節の向きの関係は 当サロンでの臨床経験に基づく見解であり 誰にでも当てはまる絶対的な法則ではありません。
骨格や姿勢のクセには個人差があり 程度は人それぞれです。
デスクワーク中の横向きシルエット

対処のカギはストレッチだけじゃない

以前は大転子の張り出しについて「ストレッチでほぐせば収まる」という説明がされることもありましたが、大転子は骨の一部なのでストレッチだけで位置そのものが変わることはありません。

大切なのは
①反り腰気味に傾いた骨盤を 正しい位置に戻してあげる
②お尻の外側の筋肉を働かせて 脚を外側に向けやすくする

この2つを組み合わせることです。

それでは、おうちで取り入れやすいセルフケアを2つご紹介します。

① お尻の外側の筋肉を目覚めさせるクラムシェル

脚を外側に開く筋肉(お尻の外側や奥にある筋肉)を働かせるための代表的なエクササイズ

クラムシェル開始姿勢 クラムシェル膝を開いた姿勢
横向きに寝て膝を軽く曲げかかとを揃えたまま両足を重ねます。
お腹に軽く力を入れて腰が丸まったり反ったりしないように支えます。
かかとをつけたまま上側の膝だけをゆっくり開きます(貝殻がパカッと開くようなイメージです)。
開ききったところで1秒キープしてからゆっくり戻します。
回数の目安とポイント 10〜15回を2〜3セット(左右とも行いましょう)。
膝を開くときに骨盤や腰まで一緒に後ろに倒れてしまうと狙いたい筋肉に効きにくくなります。
お腹に手を当てて腰や骨盤が動かないことを確認しながら行うのがコツです。

② 反り腰を整えるデッドバグ

お腹の筋肉を使って傾いた骨盤をニュートラルな位置に近づけるためのエクササイズ

デッドバグ開始姿勢 デッドバグ片脚を伸ばした姿勢
仰向けになり股関節と膝を90度に曲げて脚を持ち上げます(机の脚のような形をイメージしてください)。
お腹に軽く力を入れて腰と床の間にできる隙間をなくすように意識します。
姿勢を保ったまま片方の脚をゆっくり伸ばして床に近づけ戻します。
反対側の脚も同じように行います。
回数の目安とポイント 左右それぞれ8〜10回を2セット。
脚を伸ばすときに腰が反ってきてしまう場合は脚を伸ばす範囲を小さくして腰が反らない範囲で行うようにしましょう。
脚の重みではなくお腹の力で支えている感覚を意識してみてください。

まとめ

太もも外側の張り出しは骨のせいではなく、骨盤の傾きや脚の向きのクセが積み重なることで 見え方が変わってくるものです。

デスクワークで長時間座る生活が続くと どうしても反り腰気味になりやすく 脚も内側にねじれた向きに寄りやすくなります。今回ご紹介した2つのセルフケアは そうした日々の積み重ねに対するアプローチとして取り入れやすいものですが 姿勢のクセや骨格には個人差があります。思うように変化が感じられない場合や 痛みが出る場合は無理をせず 一度専門家に姿勢や脚の状態を見てもらうことをおすすめします。

サロン紹介・施術風景
本記事の見解は当サロンでの臨床経験および公表されている研究知見をもとに構成しています。効果や経過には個人差があり すべての方に同様の変化を保証するものではありません。
  • Sidorkewicz N, et al. Examining the effects of altering hip orientation on gluteus medius and tensor fascae latae interplay during common non-weight-bearing hip rehabilitation exercises. Clinical Biomechanics, 2014.

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