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坐骨神経痛のしびれがほぐしても改善しない理由|神経の滑走性という視点

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お尻をほぐしても足のしびれが取れない理由
坐骨神経痛と神経の滑走性

お尻をほぐしても足のしびれが取れない理由|坐骨神経痛と神経の滑走性

2026/06/10

坐骨神経痛と言われて、お尻の筋肉をほぐしたり、梨状筋のストレッチを続けたり…

マッサージを受けた直後は少し楽になるのに、数日するとまた同じしびれが戻ってくるという方は是非読んでください。

 

今回は、ほぐしても改善しない坐骨神経痛について、その理由として考えられる神経の滑走性という視点をご紹介します。

そもそも坐骨神経痛は病名ではありません

 

まず前提として、坐骨神経痛は病名ではなく症状の名前です。

 

痺れの原因には腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、梨状筋症候群など様々なものがあり、一括りにはできません。

だからこそ、原因に合わないアプローチを続けても変化が出ないということが起こります。

 

坐骨神経痛の説明でよく聞くのは、お尻の筋肉が坐骨神経を圧迫しているからしびれが出る、というものです。

 

確かにそういうケースもあります。

 

でも、もしそれが本当の原因なら、ほぐせば良くなるはずです。

何ヶ月ほぐしても変わらないなら、原因は別のところにあるのかもしれません。


神経は体の中を滑って動いています

 

あまり知られていませんが、神経は体を動かすたびに、周りの筋肉や組織の間を滑って動いています。

 

坐骨神経は、足を伸ばす動きで後ろ太もものあたりが1センチ前後も滑って動くことが、超音波を使った研究で報告されています。

 

個人差はありますが、神経は思っている以上に大きく動いています。

 

この滑りがどこかで悪くなると、神経は動きについていけず、引っ張られたり擦れたりするストレスを受け、結果としてしびれや痛みが出やすくなると言われています。

 

ポイントは、滑りが悪くなっている場所は、しびれを感じている場所と同じとは限らないということです。

その場所は腰かもしれませんし、太ももの裏、ふくらはぎかもしれません。

お尻の硬さは、原因ではなく結果かもしれない

 

では、なぜお尻は硬くなるのでしょうか?

 

一つの解釈として、神経がこれ以上引っ張られないように、体が防御反応として周囲の筋肉を硬めている可能性があります。

つまり、お尻の硬さは犯人ではなく、神経を守ろうとした結果の可能性があります。

 

そう考えると、ほぐしても戻る理由も説明がつきます。

守るために硬くなっているものを無理に緩めても、神経へのストレスが残っている限り、体はまた守るために硬さを作り直すからです。


ほぐすよりも、評価が大切です

 

ストレッチ×整体サロン 合の手では、神経を伸ばしたり緩めたりする検査を使って、そのしびれが神経の動きと関係していそうかをまず確かめます。

関係が疑われる場合は、筋肉をほぐすのではなく、神経全体がスムーズに滑れるように促すアプローチを行い、症状の変化を見ながら進めていきます。

 

しびれの中には医療機関での検査が必要なケースもあります。

安静にしていてもしびれが強い、力が入りにくい、排尿の異常があるなどの場合は、まず整形外科の受診をおすすめします。

 

ほぐしても変わらなかった方こそ、一度ご相談ください。

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